さけ、時々、めし

日本酒、音楽、人文科学ラヴァーズ

ぬる燗への所感

 

この時期くらいから家で酒を飲む時は必然というか、なんとなくというか、ぬる燗が増える。ビール→吟醸系の香るやつとか酒単体で飲むやつ1合→ぬる燗で飽きるまで、って流れでだいたい飲むんだけどぬる燗は結構半端ないレベルの食中酒なんじゃないかな、って思う。冷で飲むときと比較して酸味の主張が増すし熱燗ほど香りが飛ばないから単体でも酒の表情がいい感じだし、料理に合わすとどんな料理に対しても旨味を増強させる究極の味の素といえる存在に化ける。純米系統なら酸と腰がかなりはっきりするから煮凝りとか芋煮とかしっかりしたので飲みたいし、本醸造系統なら軽めの酸が魚を引き立てるから刺身とかカルパッチョとかで飲むのが好きだ。

そんなライトめな本醸造のぬる燗に合わせるために刺身をよく買うんだけど、外れると全てが台無しになるからそこは慎重に行く。東京は飲み屋と同様、スーパーの当たり外れも非常に激しいんだなあということを学んだこの三年でよく行くのはやはり吉池だ。下手な居酒屋や鮨屋で食うよりよっぽどうまい鮪がタイムセールとかだと結構安く買えて、切り落としを買って自分でネギトロにするのも手間はかかるがテイストグッド。

http://www.yoshiike-group.co.jp/

有名どころで魚寅も看板に偽りなしでマグロもタコもブツが美味い。

http://www.knet.or.jp/uotora/uoto2.html

こうやって振り返ると、やはり鮪を取り扱ったり売れ筋だったりは鮪なのかなあと思うし、足立市場が素人向けに開放している足立市場の日、でも、みんな買ってるのはやっぱり鮪だったりする。

http://www.adachi-shijyo.or.jp/adachi

確かに美味いからそりゃーまあそうだよなーって、違和感はない。そもそも一人暮らしだといくらよさげなアジやらサバならが売っていたってまず買うのに躊躇するし。サクやブツで売っている鮪は手が出しやすい。

ただ、そもそもなんだけど鮪は酒を結構選ぶとも思う。赤味と血の感じが強いから米っぽいかライトにすっきりしてるか、ざっくりそういうタイプじゃないと、なんかチガウ、って思ってしまう。まあどうせ酔ってきちゃえばわかんなくなるんだけど。白身のカルパッチョでライトにメロン気味なぬる燗が飲みたいぜ。早く週末来ねえかな。