さけ、時々、めし

日本酒、音楽、人文科学ラヴァーズ

坊主憎けりゃ

 

川谷絵音がやってることといえば、センスのあるメロディー作成とゴシップ記事を賑わす下衆な話題作りの二つ、みたいになっていて、高い確率で道徳倫理的に悖る人間なんだろうなあという認識を個人的に持っている。既婚者のくせに婦女子をたぶらかす、未成年と酒を飲む、これだけみたらけっこうどこでもあるじゃん、って話なんだけど、川谷が炎上しているのは相手が美人だったから、という理由に尽きるのであって、妬み嫉みがガソリンとなって彼の体を焼いている。

ただ、ここで彼の作った楽曲とかも同時に非難の対象にしている奴もいるが、それはおかしいと思う。楽曲、すなわち音楽作品は芸術のカテゴリーに属している以上、芸術は作者がどんなボンクラであろうと独立して存在しているわけであって批判の対象としてはずれている。

川谷が憎かろうと、その曲まで憎むのはお門違いなんじゃないかなあ。